MacBookをクラムシェルモードで、より快適に。
MacBook Pro, Airを外付けモニターで利用する際に、Macを閉じて使うことをクラムシェルモードと言います。机の上にノートパソコン分の面積をとるのは非効率。もっと机は広々と使いたい!ならばノートPCは立てましょう。
その為のノートPCスタンドって各社から様々な製品が出ています。
低コストでオリジナリティがあり、低コストで、そこそこお洒落で実用的なスタンドを作る方法を記します。
揃えるもの
材料:木製ブロック、もしくは木れんが(モクレンガ)(縦横10cm程度)
道具:メジャー、のこぎり、のみ、木製ハンマー、紙やすり(240番位)
仕上げ材料:お好みのオイルステイン、ぼろ布
材料の木製ブロックは、ホームセンターの木材コーナーで販売されていた10×10×20cmの栂(ツガ)のモクレンガを購入しました。
販売価格200円位。店舗でそれを綺麗に半分に切ってもらいました。加工料金50円程。
角材購入時の注意点ですが、角材は一つ一つ木目や色合いが違いますのでお好みで選びましょう。木目はPCを立てる位置に沿って選んでおくと、のみで底面を切る際に簡易になります。
まずは見た目で選んで良いんですが、とても大事なのは重さ。スタンドだから重い方がしっかりして良いよねぇって最初に思った私は後々後悔した事でしょう。お店の方の説明によると、重いのは水分を含んでる証拠だから、後々に変形しやすい。だから出来るだけ軽く乾燥した材を選んだ方が加工楽だし、変形もしにくいんだそうです。
作り方
購入後は、木目をよく見てカット位置を決めます。鉛筆で良いのでカット位置に線を引いておきます。
MacBook Pro13 retinaの場合、幅が18mm。ピッタリよりは1mm程余計にカットで良いと思います。20mm幅で線を引いてのこぎりで挽きました。ここが一番力仕事になるでしょうか。しっかり乾燥した材を選んでおけば楽になると思います。
二つの溝を各々6cmつくったら、底部はノミで木目に沿って叩いてあげれば、案外簡単に外れます。本当は糸鋸などで綺麗に切ってあげると仕上がりも良くなるでしょう。
満足出来るのならばこれで仕上がりでも良いでしょうが、より良くするならば、外面と加工面にサンドペーパーをかけます。その際には切り落とした木片を利用すると良いです。やすり後の粉を布で拭いてあげて、オイルステイン(ホームセンターにて販売されてます。)を布に付けて薄めに塗ってあげます。色の出方は塗り方や木材によって異なりますので、薄めに塗って、乾燥させて(2時間くらい)重ね塗りで仕上げると、より綺麗になります。私の場合、オーク色で薄めに2回程度塗りました。
約一ヶ月ほど使用しましたが、特に熱が籠もりがちにはならないようです。横置きで机の面に熱が籠もることが無いので、縦置きの方が良いのでは無いかと感じてます。負担がかかる作業だとPC本体がじんわり温かくなりますし、木材にも熱が移りますが、九州の6月の室内では充分大丈夫です。これからの夏場の利用で注意すべきことがあったら追記しましょう。
木材の机を使ってる方や、木の肌触りが好きな方にはお勧めできます。お気に入りの木材を見つければ、加工すれば愛着も増すでしょう。それでも既製品の美しさや、機能面(エアフロー)を気にするのならば、下記製品などで満足を得ることが出来るでしょう。
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