ホットコーヒーの為のカップ選び

温かいコーヒーをより美味しく飲む為に二つのカップを使ってます。

温かい飲み物は、出来るだけ温かいままで飲みたい。環境の温度と飲み物の温度の差があるほど、保温は難しい。美味しいコーヒーを味わうまで保つ為の試行錯誤。

始まりはコーヒードリップから

そもそも、近所に美味しいコーヒー焙煎屋さんと出会ったのが始まりで、小さな町にも数件のコーヒー焙煎屋さんが増えてきた。より美味しいコーヒーを飲もうとすると、コーヒーは粉を購入するより豆を挽き立てで飲む方がより美味しく味わえる。コーヒーの美味しさを出来るだけ保って頂きたい。

冷たいのも温かいのも、これ一つでOK!

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最初に気に入ったカップはサーモスタンブラー。これ機能的にサイコーです。2〜3時間、炭酸飲料入れてても、炭酸は抜けても冷えはかなり保ちます。温かい飲み物の場合、すぐこのタンブラーに入れると、1〜2時間は温かいんですが、緩やかに冷めてきます。タンブラーの蓋は別売りなので、それを活用すると、より保温時間は長くなると思います。弱点は、その外観と口当たりが無機質な事だけ。このタンブラーのもう一つのお勧めポイントは二重の真空構造なので、外側に内側の温度が全く伝わらない。なので、結露はしないし熱くて持てないなんて事が無いんです。テーブルに水滴など付く事もありません。

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唇には優しく

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サーモスのタンブラーは機能的に素晴らしいんだけど、その無機質が口に当たると、寂しいんです。あくまで金属。冷たい飲み物はその方が良いと思いますが、温かい飲み物は、唇に優しい感触の方がより美味しく感じられると思います。日本的かも知れないけど、味噌汁は金属カップで美味しいか?と例えれば共感されるでしょうか。

磁器のカップを求めて

サーモスタンブラーはアマゾンで安価に購入出来たし、実際のカタチは近所のスーパーで確認出来た。今回求めた口当たりの良いカップは焼きもの。実際、手にしてみないと判断つきかねる。

口当たりと持ち手と好みのデザインを求めて、ネットや近所のお店も色々探しました。これがなかなかハートに寄り添う一つに巡り会えない。探し初めから数ヶ月たった頃、八女市の「うなぎの寝床」というセレクトショップを思い出しました。存在は知ってても行った事が無かったので、とある日曜日に八女市に行ってみた。なんかね、好いです。このお店。早速好みのカップを3点ほど見つけて。これまでの経緯を含めて店員さんに相談してみると、陶器は飲み物に薫りがつきやすいけど、器が厚くて保温性は良いとの事。磁器は薫りは付かないけど、薄くて保温性は低い。陶器は使っていく内に薫りも変わるそうです。

その場で、サーモスタンブラーとの併用を思いつきました。一度に400〜500ccを淹れるので、二つのカップに分ければ丁度良いんじゃ無いかと。サーモスの容量は350cc。手の内に良いサイズのカップも同じくらいの容量。

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結局この波佐見焼の逸品を選んだ。アガスケというシリーズらしい。表面を刷毛で塗ったような触り、持ち手の感触、底が広くて安定感のある存在。独特の白さはコーヒーの色合いを表現してくれるだろう。との想いで。

二段構えのカップで味わいを楽しむ

今はドリップコーヒーは抽出後にタンブラーに8分目まで入れて、残りを白いカップへ。この二つの器に分割して、口にするのは白いカップから。保温性の高いタンブラーからカップへ半分ずつくらい注ぎながら、カップで飲んでます。

サーモスに蓋も考えたけど、利便性から今のところは不要かなぁ。

たまに飲むノンアルビールはタンブラーから直接口に運ぶのが美味しいですね。