パソコン初心者向けの記事です。
パソコンの訪問サポートで特に気になってる事を記してます。
IT機器のセキュリティについて
インターネットや他の機器に接続する機会があれば、その機器はコンピュータウイルスに感染する危険性や個人情報を盗まれたり、第三者からの攻撃を受ける可能性があります。
そんな事故をを防ぐ為に行う、4つのセキュリティ対策を説明します。
以上は、端末機器(パソコンやタブレット・スマホ)に共通して必要な事です。
自宅で通信機器(ルーター等)があるから、そこで安全が保たれる事はありません。
あくまで、ユーザーの手で扱う機器、一つ一つにセキュリティ対策を行っておくべきです。
1.セキュリティソフト
基本的にウイルスセキュリティソフトは各パソコンへのインストール・設定する事をお奨めします。
Windows7やvistaのOSであれば、最低でもMicrosoft社が無償提供するMicrosoft Security Essentialsをお奨めします。有料ソフト(Norton,ウイルスバスター,McAfeeなど)であれば、機能とサポートが充実します。
更新費用無料のソフトや無料のフリーウェアはそれなりのリスクと知識が必要になるので、初心者にはあまりお勧めできません。
ウイルスセキュリティソフトはインターネット利用時代のマナーソフトです。
自分の為に。自分と関係する人達を守る為に。
あるお客様の環境で、ウイルスが感染したパソコンを利用し続けて、メールに登録してあった友人達のアドレスへウイルスを配布された(ウイルスによって感染させられた)人が居たそうです。信頼関係にも影響有るので注意すべきですね。
ネットバンキングや証券の取引などでは大手銀行や証券会社はセキュリティソフトの設定を奨めています。金融取引をネット利用する場合はセキュリティソフトが必須と云えるでしょう。
2.OSのアップデート
OS(オペレーティングシステム)はパソコンの基本ソフトです。脆弱なプログラムが攻撃者に発見されると、それに対する防護策をアップデートプログラムで配布されます。下記の3.と同様に、パソコンからアップデートのアイコンが出て、お知らせを把握された上でアップデートを行うと良いでしょう。
Windowsであればwindows updateでほぼ毎月定期的にインターネットを通じて配布されます。MacであればApp Storeで配布されます。自動的にインストールされるようになってますが、インターネットに接続されてないか自動更新しない設定ならば更新されません。通信状況(モバイルルーター使用環境)によってはデータ通信がうまくいかずにアップデートが出来ないこともありますので、より安定した通信環境で行いましょう。
3.アドオンソフトのアップデート
ホームページの閲覧ソフト、Internet ExplorerやSafari、他にGoogle ChromeやFirefoxを利用する場合、そのソフトに組み込まれる「アドオンソフト」。ホームページを見る事を、より便利に出来ますが、そのソフト等も更新が必要です。
Adobe社のFLASH Playerやreader、ORACLE社のJavaなどのソフトのアップデートのお知らせを見た事があるでしょうか?
ウイルスの感染ルートで、上記の古いソフトが存在すれば、そこから侵入する事があります。ホームページを見ただけで突然、画面に真っ暗なスペースにアルファベットが高速に記載されて一瞬で画面が変わってしまったりとかしてしまうと、ウイルスが侵入してしまった!?可能性があるかもしれません。
4.何よりも心掛けとバックアップ
パソコンやスマートフォンはソフトウェアがあってこそ便利に活用出来る電子機器です。ソフトウェア(アプリ)はウイルスに感染する可能性が有ると思って下さい。だからこそセキュリティソフトや動作が「あれ?」って思うような注意喚起などがあったら、それからの操作は注意して下さい。
バックアップは特にユーザーが作ったオリジナルのファイルや画像などは、二度と戻らない可能性のあるファイルはバックアップを作る事が大事です。外付けのハードディスクやCD・DVDメディアに保存するようにしましょう。USBメモリは一時的なバックアップとして活用しても良いでしょうが、簡易バックアップとして利用するに留めておいた方がいいです。